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続:メディアリテラシー
掲題の件、メディアリテラシーとは「情報を選別する能力」の事を指します。

日曜、雨で外出できず、午後にヨメさんと「余命一ヶ月の花嫁」のドキュメンタリー版の再放送を
深夜に録画したのを見ておりました。

内容をさらりと見てじんわり感動し、且つ亡くなった長島千恵さんの意向により
若い女性に対して乳がんに対する意識を高め、啓蒙活動が実際に行われたのは
紛れもない事実であり、これはすごい事だなと感心しています。

ところが、「余命一ヶ月の花嫁」とググると、根拠の無い誹謗中傷のHPが多数ヒットします。
あえてリンクは紹介しませんので、ご興味のある方は各自でご覧ください。
この、亡くなった娘の過去がどうたらこうたらというまさに死者を冒涜する中傷はおろか
関係者のプライバシーもあったもんではないような書き込み、まさに目を覆うばかりです。

こういう類のサイトでは「テレビ局、映画制作会社は死者、末期がん患者を利用して金儲けをしている」
という一見真っ当に見えそうな立場から意見をしているものもあるようですが、いかんせん論拠の薄さ、不明瞭な論点と証拠不十分なもので中傷の域を出ていないのが大半なのが残念です。せめてそう本気で思うなら、何らかの意見団体を結成し、きちんとした正当な手段で公に意見を述べるべきでしょう。

ここに、日本社会の幼稚性が現れているようにしか思えません。
亡くなった娘の過去を暴露しているものだって、医学的に証拠が取れたわけでもないし
ホクロの位置など、画像加工ソフトでなんぼでも付け加えられるはずなのです。
かつ、この騒ぎによって利益を得る人は果たして居るのでしょうか?

噂、怪情報を鵜呑みにし、それが騒ぎになる:つまり炎上するというのは
大衆の情報選別能力が無いに等しいという事を意味します。
提示された出元不明情報を疑う事をしていないのですから。

テラ豚丼事件など、証拠が思いっきりバレバレのような悪質ないたずらならまだしも
こういう類の怪情報を元に関係者が悲しい想いをするのは、なんとも残念なことです。

証拠の無いもの、論拠が不明なものには常に疑ってかかる姿勢が大事です。

「噂を信じちゃいけないよ~」by 山本リンダ
by arata_yoshida | 2009-06-03 00:46 | 情けない


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